口内環境の健康に役立つビタミンB群の働き

口内から全身の健康までに役立つ「ビタミンB群」の様々な働き

ビタミンB1

ビタミンB1は炭水化物(糖質)の代謝を助ける。また、神経の働きを正常に保つことにも役立つ。ビタミンB6

ビタミンB2

ビタミンB2は脂質の代謝を助ける。細胞の生まれ変わりを促進するため、皮膚や髪、爪の健康に欠かせない。また、粘膜を保護する働きがあるので、口の中や目の健康にも大切。

ナイアシン

ナイアシンは炭水化物(糖質)、脂質、たんばく質の代謝や、アルコールの分解過程で生じ、悪酔いのもととなるアセトアルデヒドの分解に欠かせない。不足すると肌荒れや口内炎になりやすい。

ビタミンB6

ビタミンB6はたんばく質、脂質の代謝を助ける。また、赤血球のヘモグロビン合成にも働く。さらに、リラックスに役立つ神経伝達物質であるGABA(ギャバ)の合成にも関わる。

葉酸

葉酸は細胞の遺伝情報を担うDNAやRNAなど核酸の合成に関わる。細胞分裂を繰り返し成長する胎児にとって重要なため、妊娠中にはしっかり補う必要がある。また、ビタミンB12とともに赤血球の形成に関わる。

ビタミンB12

ビタミンB12葉酸とともに赤血球の形成を助けるので、貧血の予防に欠かせない。また、神経伝達を正常に保つ。

ビオチン

ビオチンは健やかな肌や髪を保つために役立つ。

パントテン酸

パントテン酸は頭皮や粘膜によい働きがあり、不足すると皮膚炎や脱毛を起こすこともある。

イノシトール(ビタミンに似た働きをするビタミン様物質)

イノシトールは肝臓に脂肪をつきにくくするので脂肪肝の予防に役立つ。また、脳神経の栄養補給、抜け毛や湿疹の予防にもよいといわれる。